結婚式を挙げる上で必要になる結婚指輪!挙式で交換するシーンは感動的ですよね!
そんな結婚指輪は手元で一生輝き続けるアクセサリーであるため、デザイン・色などをどのようにするかすごく迷います。私たちもジュエリーショップを訪れてお気に入りのデザインはないか探しました。
私たちが最終的にたどり着いたのは「長野の手作り指輪工房リアンジュ」!
今回決めてになったのは大きくこの2つです。
- 指輪に2人のオリジナルを入れられる
- 指輪作りで2人の思い出が込められる
やっぱ手作りと言えばこれですよね!!
さらにリアンジュでは作業風景などの写真を撮影してデータを無料でいただけます!
でも作る前ってこんな事不安に思いませんか?
器用じゃないし失敗したらどうしよう・・・
大丈夫です!!スタッフの方から丁寧な指導を受けて1つ1つ工程を行っていきます。万が一失敗してもフォローして頂けます!(私はワックスのリングを割ってしまいました(汗))
では、私たちが手作りの結婚指輪を作り上げた経緯をご紹介していきたいと思います。
結婚指輪の決め方 手づくり体験談まとめ
まず結婚指輪を選ぶために実施したことはやっぱりジュエリーショップを訪れる事です。お店でいろんなデザインを紹介して頂けてお気に入りを探していきます。
私たちは「銀座ダイヤモンドシライシ」と「リアンジュ」を訪れた中で決定しました。
リアンジュでは工房の見学が可能で、事前に予約した日にちに訪れて指輪デザインの確認や金額、作業時間など疑問や不安に答えて頂く事が出来ます。
指輪デザインの選び方 (参考)
ジュエリーショップを訪れる事で教えて頂いたのですが、指輪の形状には大きく分けて2つ「ストレート」と「ウェーブ」という形があります。手の形で似合う形状が異なります。
私の手は「ストレート」形状が似合うタイプで、彼女の手は「ウェーブ」形状が似合うタイプです。実際にどんな特徴があるかご紹介します。
指の付け根の傾き具合でこんなにも違いがあるんですね。私の手に「ウェーブ」の指輪をはめてもあまり違和感はありませんでしたが、彼女の手に「ストレート」の指輪をはめると左側が付け根から離れてしまうため、「ウェーブ」の指輪の方が綺麗に見えました。
最終的にはお気に入りのデザインを選ぶべきだと思いますが、デザインを選択する時の参考にしてみて下さい。
リアンジュではどちらの形状の扱っています。デザインの中には手作り出来ないプロにお任せのオシャレなデザインもありましたので一度見学に訪れてみる事をお勧めします。
手作りコースの違い 彫金製作とワックス製作
リアンジュで結婚指輪を手作り体験が出来るのは、鍛造で行う「結婚指輪彫金製作コース」と鋳造で行う「結婚指輪ワックス製作コース」の2種類です。
鍛造とは、金属に圧力を加えて曲げたり、伸ばしたりして成形する工法です。イメージは「トントン」「カンカン」やる感じです。
鋳造とは、型を使ってその中に溶かした金属を流し込んで成型する工法です。例えはバレンタインの本命チョコレート!チョコを溶かしてハート型にするのと似ています。
各コースの違いをまとめます。
項目 | 結婚指輪彫金製作コース | 結婚指輪ワックス製作コース |
---|---|---|
デザイン | シンプル | オシャレ |
作成期間 | 短い (すぐ受け取りも可) | 長い (約1ヶ月) |
価格 | (鋳造より) 安い | (鍛造より) 高い |
オススメ | 1からすべて 手作りしたい人 | デザイン性で 手作りしたい人 |
私たちはデザインから選択したため、鋳造で行う「結婚指輪ワックス製作コース」で行いました。
製作工程(結婚指輪ワックス製作コース)
いよいよ指輪の製作です。ドキドキしますよね!
作成時間は事前の打ち合わせに約2時間、製作作業に約3時間かかりました。どのような工程が行われたかご紹介します。
事前打ち合わせ
ここでデザイン、刻印や鉱物の装飾など最終的な確認を行い金額の提示が行われます。
予算に合わせて鉱物の大きさや表面処理を変更したり相談が可能です。
主なオプションは下記の通り。
- 誕生石などを入れる
- 表面処理(つや消し、スターダスト等)
- 内文字(打刻)
- レーザー加工(イラストも可)
私たちは午前10:00スタートで約2時間ほど打ち合わせを行い、その後お昼が1時間ありました。
ワックス切り出し
まず、ワックスの切り出しを行います。指輪の幅に合わせてスタッフさんにつけて頂いた線より厚くノコギリで切ります。
私からの注意事項は切りすぎて机を切らない事です。私も彼女も軽く傷つけました(汗)
幅の削り
切り出したワックスの幅を整えていく作業です。紙やすりで削りながら全体の幅が均等になるように整えていきます。スタッフさんに最初書いていただいた線が消えるくらい削ります。
内径の削り
切り出したワックスの内径を削ります。指と同じサイズの数字のところまで削っていきます。専用の工具をグルグル回すと削れていきます。
注意する事はすぅ~っと回す事。回した時にガタガタすると内側に凹凸が出来てしまうみたいです。
私の失敗は楽しくなって少し削り過ぎてしまった事です(笑)サイズ15でしたが、少し大きくなっています。
外径の削り①
外径を削って厚みを薄くしていく作業です。スタッフさんに書いていただいた線まで金やすりで削っていきます。金やすりを垂直に立てて削る事で綺麗な仕上がりになります。
形状作り
スタッフさんの塗った黒い部分以外を金やすりで削ります。削ることでウェーブ形状になります。
外径の削り②
作業は①と同じですが厚みを測定しながら再度外径を削ります。私たちは厚みを2㎜になるように削っていきました。慎重に慎重に削っていきます。2㎜より薄くなっても厚くなっても問題ないみたいですが出来るだけ近い値にします。(私のリングは1.96㎜や2.08㎜の部分がありました。)
丸みの削り
指輪の外側に丸みを作っていく作業です。ナイフのような工具で丸く削っていきます。
この作業中私はワックスの指輪を割ってしまいました。でもスタッフさんがうまく溶かしたワックスを流し込んでくれてどこが割れたかわからないくらいに元通りにしてくれました。流石です!!
ワックスリングのカット
私たちの指輪には他の素材がコンビネーションとして入るため、ワックスリングの一部を糸のこでカットします。斜めにならないかとか強く抑えて割れないか心配で慎重にカットしました。
カット部分の削り・ロウ付け
カットした部分を整える削りとコンビネーションの素材を入れる場所を作るためのロウ付け作業です。基盤のはんだ付けのロウ版です。「はんだこて」で先端に溶かしたワックスを付けて指輪のカットした部分をロウ付けします。
ワックスリング完成
工程すべて行った後の完成がこちらになります。
ワックスリングの作成にかかった時間は約3時間です。途中小休憩を10分程度してその時は「せんべい」と「お茶」をサービスして頂きました。おいしかったです。
ここからスタッフさんが鋳造作業を行って完成に約1ヶ月かかります。
結婚指輪作成費
結婚指輪製作費用の内訳は下記の通りになります。
項目 | 2人分費用(目安) |
---|---|
材料費 | \170,000 |
ダイヤモンド、誕生石 | \20,000 |
表面処理等加工費 | \36,000 |
内側刻印 | \0 |
基本製作費 | \55,000 |
合計 | \281,000(税抜き) \309,100(税込み) |
私たちのこだわりを詰め込んだ結果は、費用としては他のジュエリーショップとほとんど変わりない金額となりました。(他店では一つ約12万~18万円)
費用を抑えたいという方は「結婚指輪彫金製作コース」で材料費を抑える事が出来ますので検討してみてはどうでしょう。
完成した結婚指輪とまとめ
完成した指輪の受け取り方法は店舗か、郵送かを選ぶことが出来ます。
私たちは店舗で受け渡しして頂き、こちらが完成した指輪になります。
6月完成予定でお店で受け渡しです。後ほど写真・感想をアップします。
私の結婚指輪を作っての感想です。
- 思っていた以上に作業は簡単
- 作業を通じて指輪づくりが体験できる
- 2人の思い出が作れる
- スタッフさんがとても優しい
- 鋳造だと費用はほとんど変わりなし
- めっちゃ楽しい
思い出作りとしては、リアンジュのサービスとしてスタッフの方が作業風景など写真を撮影してデータを無料でいただけます!これもリアンジュで指輪を手作りするメリットですよね。私たちは結婚式の時に写真を飾る予定です。
皆様も二人の思い出作りとして結婚指輪の手づくりを検討してみてはいかがでしょう!!
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